本日からしばらく2019年10月の「日本から一番近いヨーロッパの都市」ロシアのウラジオストク旅行について記録していきたいと思います!
記事の後半にロシア入国時の苦労について書きましたが、今思うとそれが一番思い出に残っているかも…
JAL・ANA便の新規就航が判明していたので、S7に乗るのは最初で最後かなと思い、乗り比べのために行きはエコノミー、帰りはビジネスでどちらも海外片道発券をしていたのですが…
結果思いもよらないアップグレードのおかげで往復共にビジネスクラス利用となり、エコノミークラスに乗ることができずに帰国!嬉しい誤算でした。
詳細は追って記録しますが、ワンワールドサファイアステイタスの恩恵をフルに感じたフライトとなりました!
- フライトスケジュールなど、航空券の詳細検索はスカイスキャナーが便利!
もくじ
セントレアからソウルへ
2019年9月30日(月)
いつも通り夜勤明けでセントレア。
セントレアのターミナル2を初体験!後日感想を別記事にしようと思います。
夜勤明けの出発時間の関係で、ソウル経由でウラジオストクへ向かいます。
ソウルまでは安定のチェジュ航空利用^^
ソウル行き😊 pic.twitter.com/GfONm64D8o
— さとうみゃーお (@myaosato) September 30, 2019
ソウルに到着!トランジット!
ソウルには夕方に到着。ウラジオ行きは夜なので仁川空港内を散歩したり、ピビンバを食べたりして過ごしました。
ここのお店はピビンバがメインのカフェ風食堂で、おかゆやスープもあるチェーン店なんだそうです。
空港店は24時間営業だし一人ご飯にぴったり!何度もお世話になっている手軽なお気に入り店です。
- ポンチュッ&ビビンバ 仁川空港店
- 一般エリア1階の12番出口付近
韓国グルメはどれも美味しいし、仁川乗り換えは楽しい!
ウラジオ行きチェックイン
S7航空は第一ターミナル利用!
出発時間の2時間半前にチェックイン開始。開始前から結構な人数が並んでいました。
韓国の方とロシアの方が半々くらいの比率で、見た感じ日本人は私だけでした。
私は昨年JGC修行をしてワンワールドサファイアになることができたので、おそらくビジネスカウンターでよかったんだと思うのですが、なんとなくエコノミーの列に並びました。
エコノミーのカウンターでもステータスに気づいてもらえるのか興味があったというのもあります…が、結果素敵なGSさんに当たったのでこれが大正解でした!!
フライトデータ
- 2019年9月30日(月)
- S7航空(Siberia airlines)6274便
- エコノミー→ビジネスクラス(インボラ)
- 22:40 ソウル発→1:30(+1) ウラジオストク着
- A320(ビジネスクラス8席)
列に並んでいる間に機内持ち込みの手荷物チェックを受けて、タグをつけてもらいました。ロシアのキリル文字と黄緑色がキッチュで可愛いです。
エコノミーのカウンターのGSさんが今まで海外空港で出会った誰よりも素敵な方で、とても親切にしてくださいました。
片道発券だったので、帰りのウラジオ→東京行きのチケットの提示と、ウラジオの簡易ビザの提示を求められました。
サファイアステータスをすごく意識して手続きをしてくれたのが心に残りました。
事前座席指定もwebチェックインもできない状態だったので座席未定だったのですが、窓際席を希望すると伝えると…
「あなたはサファイアなので…窓際で一番いい席にしますね!」「一番前の足元の広い席!」と言いエコノミー最前列を指定してくれました。
預入荷物の優先タグも「プライオリティータグをつけましたよ」とわざわざ見せて教えてくれました。
たまたまだったのかは良くわかりませんが、ここまでステイタスを意識して対応してもらった感が強かったのは初めてだったので逆に恐縮してしまいました。
ラウンジインビテーションの説明も手厚かったです。ありがとうございます!
出国!
出国してまず搭乗口の場所を確かめに行きました。仁川空港は広いので乗り遅れ防止です!
ラウンジへ
搭乗口から引き返してインビテーションをもらったラウンジへ向かいます。
プライオリティーパスのラウンジを使うことになるかも?と思っていましたが、ちゃんとサファイア特典で航空会社ラウンジを利用できました。
スカイハブラウンジ
ラウンジに到着。注意書きを読むとプライオリティーパスでも利用できるとのこと。
スカイハブラウンジはひと月ほど前にも釜山で利用しました。韓国ではおなじみのラウンジのようですね!
落ち着いた雰囲気で、空いています…というのも22時でクローズだから!
確か入室時すでに21時半頃だったのでラウンジ内は「閉まりますよ〜」という雰囲気になっていました。
せっかく入室したので、ほんの少し食事をいただきました。
ピビンパも食べていたし、機内食もあるので(多分)食べる必要はないけれど好奇心に勝てない私です(いつものことです)
お味は全体的にジャンクですが「海外ラウンジ飯」ぽくてこういうのも良いです。
22時を待たずにラウンジを後にしました!
人生二度目のインボラ判明!
3A→2F🙇♀️ pic.twitter.com/csKEZTFPQ8
— さとうみゃーお (@myaosato) September 30, 2019
搭乗口に少し早めに向かい、座っていると「お伝えしたいことがございます」と名前を呼び出されました。
すぐにGSさんの元に向かうと「座席変更です。ビジネスクラスのお席をご用意しました!」とのこと。ここにきてまさかのインボラアップグレードです!
インボラアップグレードは、オーバーブッキングなど航空会社側の理由で起こる無償アップグレードなので、そう遭遇するものではないですし、完全に運ですが…
- 早めのチェックイン
- 高めのチケットを購入
- 一人利用
- ステイタス持ち
この辺の要素はちょっと可能性に関わってくるのではないかな?と言われている幸運のアップグレードです。
今回はエコノミーのセール料金ではなく、一つ上の運賃で購入していたのが一番の要因かなぁと今となっては思っています。
チェックイン時YカウンターでGSさんがしきりに「ゆーあーoneworldサファイア」と連呼してたから、それとインボラ関係あるのかな😳元の席もバシネットです、しましたよって2回も言われました。JAL乗った時より恩恵が重なる…でもたまたまですよね( ´ ` )たまたま。幸運をありがとうございます🙇♀️
— さとうみゃーお (@myaosato) September 30, 2019
インボラは数年前の新婚旅行の時に一度経験したことがありましたが、その時は旅行会社を通しての個人ツアーだったので、やはり最安値より少し上の運賃でした。
とはいえ、こればっかりは狙ってゲットできるものではないので、思いもよらずびっくりしました。
しかし先に書いた通り、エコノミーとビジネスの乗り比べをする予定でしたし、噂に聞いていたエコノミーの機内食のサンドイッチも楽しみにしていたので…
今思えば機内食だけサンドイッチにしてもらえばよかったなぁと思っています。
搭乗します!
ロシアらしいキッチュな色合いの機体です。小さくて可愛いA320です!
上位クラスとステータス会員の優先搭乗の案内はありましたが、あまり利用者はおらず、列に並ぶことなくサッと乗り込みました。
ビジネスクラスの座席!
ちょっと古ぼけていますが、広くて立派な座席です。タイ航空っぽい色です。
無償でアップしてもらえたんだから何の文句もありません!
まだ前のお客さんがいなかったので、最前列の足元を撮影させてもらいました。
ロシア人の可愛らしいけれどどこかクールな雰囲気のCAさんは、撮影している私を無表情で見ていましたwロシア人のイメージ通りで好印象でした!
機体と同じ色合いの安全のしおり。可愛いです。
座席に備え付けのお水。機内は乾燥するのでありがたいです。
アメニティもありました!
ポーチの素材は軽くて薄いけれど、スポンジっぽく衝撃に強そうなので、スマホや周辺機器を入れるのに良くて、帰国後使っています!
もうちょっと可愛いロゴなんかがあると良かった!(無償のくせにすみません)
【思い出】S7航空ビジネスクラスのアメニティーです😊シールが可愛い✨ pic.twitter.com/eUcmywmsDb
— さとうみゃーお (@myaosato) October 14, 2019
中身は↑こんな感じでした。キッチュで可愛かった!(そればかりですが正直な感想です。)
まもなく離陸!
さりげなくて可愛いロゴ。好きです。
お水もあったけれど、ウエルカムドリンクも振る舞われました。
既に注がれたドリンクをトレイにのせてサーブするスタイルで、お水とオレンジジュース、何かわからないジュースがありました。
私はオレンジジュース。隣の方は別にお願いしてワインをもらっていました。
足元はこんな感じです。広いです!ブランケットの柄が可愛い!
機内食がやってきた!
「S7の機内食は箱に入ったサンドイッチ」だと聞いていて、楽しみにしていましたが、まさかのアップグレードで、しっかりとした食事となりました。
チキンのソテーとライス、サラダとパン。別皿のデザートもありました。
サンドイッチだと思って夕食をとっていたので、食べきれずに申し訳なかったです。もちろんデザートもパス。
眠かったのとお腹も満腹すぎて味わうことができなかったのですが、サラダはフレッシュでドレッシングもさっぱり、美味しかったです!
復路便のデザート
デザートは隣の方を見ると、どっしりとしたチョコレートケーキでした。
復路便で同じものが出たので、復路で食べたものを参考に載せておきます。
ウラジオストク到着!
日付は変わって10月1日!!ウラジオストク国際空港に到着しました。
地獄の入国審査
深夜2時ごろに降機し、すぐに入国審査なのですがイミグレがめちゃくちゃ狭くてびっくり!数も少なくてかなり時間がかかりました。軽く1時間以上です。
おそらく深夜便が多いのと、働いている審査官が少ない時間のためではないかなと思います。
イミグレのスペースに人が入り切らないほどの混雑で、外国人とロシア人の区別も曖昧、案内や整理の係員さんも全くおらず、列もぐちゃぐちゃに乱れて、横入りし放題!
そもそも並ぶことも不可能な状態だったので、頑張って自分のスペースを確保して横入りを阻止。阿鼻叫喚。
昼〜夕方に到着の場合は空いているとの話を聞いていたので、予想外でしたし、深夜で眠くてとても辛かったです。
審査の様子を見ていると厳しく時間がかかり、色々質問されている人がほとんどだっため、順番が近づいてくると怖くなってきました。
しかし、私は何故か何も質問はなく、ビザとホテル予約時にプリントアウトしていた紙などをじっくり見て、指紋などを登録して終了しました。
日本人は時間がかからないのかな。韓国を経由してようが、ビザに不備がなければ全く問題ない感じでした。
終わった頃には疲れ果てましたが「ロシアに来た」という実感はものすごくありました。
JALやANA便は陽があるうちに到着ですし、ライバル(?)はほとんど日本人なので皆しっかり列を作るでしょうし、こんな苦労はないのではと予想します。
ロビーに出ました
やっと外に出ました。疲れた。
空港ロビーの大きなマトリョーシカちゃんは、昼間に来てみると体がカポっと開いて中に沢山のマトリョーシカが陳列されている「マトリョーシカ屋さん」でした。
このフロアは到着も出発も兼ねており、お店もほとんどここにあります。すごくわかりやすくて便利でした!
SIMカードのカウンターもキャッシング用のATMもなんでもここに密集していました。しかも夜中も開いています。
小さくてコンパクトで私好みの空港でしたので、空港の詳細については次回別記事を作成しますので良かったらまた遊びに来てくださいね!
この後は空港内ホテルで数時間仮眠しました。ちょっと面白い(?)感じだったのでこちらもまた記事にしますね!
お役立ちリンク
極東ロシアの港町へようこそ!
成田からウラジオストク行きのJAL・ANA便が就航後は、あまりS7を利用する方はいないかもしれませんし、そもそもソウル発を利用する方はいないかもしれませんが…
近いウラジオストクですので、トランジットしても所要時間は大したことがなく、むしろ韓国にも寄れて楽しかったです。
ささやかで寛げる港町・ウラジオストクについてはこの後しばらく連載しますので、どうぞよろしくお願いします。
とにかくボルシチに癒された旅。それでは次回お会いしましょう!
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その他、色々書いていますのでぜひ読んでくださいね!