2019年10月の「日本から一番近いヨーロッパの都市」ロシアのウラジオストク旅行について連載中です!
今日は先日の続きでウラジオストク国際空港について記録します!
セントレアが拠点の私にとってこじんまりした空港は馴染みがあってホッとします。ウラジオストク空港も小さくぎゅっと詰まった空港で使いやすかったです!
そして、空港内、配車アプリ「Gett」タクシーのドライバーさんなどは英語が通じました!
さて、前置きはこのくらいにして…
私の備忘録はデータよりフィーリング重視なので、情報としては足りないことも多々あるかと思いますが…どうぞお付き合いください^^
もくじ
ウラジオストクに到着!
アエロフロート✈ (@ ウラジオストク国際空港 in Артем, Приморский край) https://t.co/jsSsw1wX2M pic.twitter.com/qPkW1QWOTq
— さとうみゃーお (@myaosato) October 3, 2019
到着〜入国まで
到着後、飛行機を降りると驚くほど早くイミグレの壁がやって来ます。
見たところほとんどの飛行機は沖留めでバスに乗り、地上に降り無機質な階段をのぼるともうイミグレw本当にあっという間です。
空港ビルの第一印象は夜中だったということもあり、薄暗く、古く、狭く、天井が低い…
そしてのんびりと振り返って飛行機の写真を撮ろうとするとすごい形相の警備員さんに「早く階段登れ!」とジェスチャーで追い払われました。(写真禁止かもしれません。申し訳ありませんでした。)
その後の入国審査の様子は前回の記事に書きましたので良かったらご覧ください。
おそらく2020年に就航するJAL・ANA便の到着する時間帯は雰囲気が違うのではないかな?と思いますが、深夜着の方は注意が必要です。
到着ロビーの色々
深夜便で到着(深夜3時)したので薄暗いですが、人はパラパラと歩いていました。
巨大マトリョーシカは昼間は「パッカーン」と半分に開いて中にたくさんマトリョーシカが詰まった「マトリョーシカ」屋さんです。
ウラジオストク国際空港は到着もチェックインカウンターも同じ地上階。とてもコンパクトな空港です。
左手が有名な海産物店。ここは閉まっていますが、いくつかのショップ(写真奥にあるコンビニと、小物が中心のお土産店など)は空いていました。
お手洗い
トイレはフロアの端と端にこのように設置されています。
あまり数はありませんが、昼間も夜中も空いていて困ることはありませんでした。まあまあ清潔で安心できました。
ATM
両替所は昼間(確か17時まで)のみの営業でした。レートも悪いです。
日本で両替するのもレートが悪いロシアルーブルですので両替は現地ATMでのキャッシングを利用する方がほとんどだと思われます。
ATMは24時間営業で、ロビーに出てすぐ左側のエスカレーター(出発階へのエスカレーター)の裏に何台も設置されています。
夜中試しに2箇所のATMを使ってみましたが普通に両替完了!特に問題は感じませんでした。
市内はほとんど両替所がないので、両替はこちらですませて移動しましょう!
SIMカウンター
税関を終えてロビーに出てすぐ、SIMカウンターが何店舗か集まっています。
夜中でも営業していました!
私は毎回事前にSIMカードを購入して旅立つので利用しませんが、一通りみて回ったところ英語も通じて親切でした。
この時私はソウルを経由していたのでアジアとロシア周遊のSIMを使いました
ヨーロッパ周遊 アジア周遊 プリペイド SIMカード!3G/4Gデータ通信【15日間4GBデータ定額】AIS Sim2Fly Sim |
しかし最近はもっぱらAIRSIM派です。アプリから旅先とプランを選択して繰り返し使えるSIMで、旅行のたびにSIMを買わなくて良いのでとても便利です。
コンビニ・お土産店
コンビニは夜中も開いていました。お土産店・飲食店などについては後半の出発案内で触れます!
空港内ホテル「VISTY STAY」に宿泊!
夜中の3時にロビーに出て、朝まで仮眠するのに利用しました。
20年春以降、日系便利用の方は昼に到着するので必要ないですね!
こちらの宿泊は次回以降別記事で詳しく紹介します!需要はないかもですが、バックパッカー時代を思い出すなかなかディープな体験でした。
(そのくらいのヒヤヒヤ度だったということです…女性一人旅にはあまりおすすめできない!)
空港〜市内へ
空港はシンプルな外観。キリル文字の「ウラジオストク」表記にテンションが上がります。
配車アプリ「Gett」
私は配車アプリ「Gett」を利用して空港からホテルに向かいました。「Gett」は「Uber」のようなアプリで市内の移動も便利でした!
「Gett」は「Uber」や「Grab」と同様に事前にダウンロードと設定が必要なので、通信ができる環境で事前に準備してください。出発前に設定を終えるのがベストです。
「Gett」で検索すると使い方を解説しているサイトがいくつかあるのでそちらを参考にさせていただきました!
実際に利用してみて…やはり便利!海外旅行の際はタクシーアプリを手放せない時代になりましたね^^
空港〜市内に出る際、空港前の車止めが「Gett」のピックアップポイントになっていました。
狭い空港で待ち合わせ場所は限られているので、すぐにドライバーさんと会うことができました。
ちなみに同じスペースにタクシーもバスもみんな止まります。わかりやすいです!
市内中心部のホテルまで1,200ルーブル(約2,000円)、所要は約1時間でした。
滞在中数回利用しましたが、ドライバーさんは全員片言の英語を話し(たまたまかも?)皆親切でした。
定額タクシー
タクシーは空港内のカウンターで定額タクシーを利用すると1,500ルーブル(約2,600円)とのことでした。夜中も営業していました。
「Gett」とそれほど料金に変わりがないので、こちらを利用しても良いですね♪
タクシー
「Gett」ドライバーさんと待ち合わせをしていたらタクシーの客引きにひっきりなしに声をかけられました。
アプリを見せて「車予約してるよー」というと、皆口々に「一番安く行くよ!」と言うのですが、丁寧にお断りしました。
「一番安く行く」とのことなので、勇気のある方は利用してみてください。チャレンジャーの方の体験談お待ちしています!
アエロエクスプレス(空港電車)
私は利用していませんので、ガイドブックの情報をまとめてごく簡単に記載します。
- 自由席約500円、ビジネス席約800円。
- ウラジオストク駅まで約1時間
- 一日5往復のみ
一番手軽に思えますが、複数人の場合は「Gett」の方が安くなるかなと思います。また、ウラジオストク駅は中心部でも少し外れにありますので、ホテルまで結局タクシーに乗ることになるかも?
そして何より、運行本数が少ないです(涙)が、一度は乗ってみたいのでいつか挑戦しようと思っています。
バス
こちらも利用していませんので、こちらも同様にごく簡単に記載します。
- バス(107番)でウラジオストク駅まで約一時間
- 料金は約300円(スーツケース別料金)
- 早朝〜20時頃まで一時間に約1本ほど運行
一人旅で、電車のタイミングを逃した場合はバスが割安そうです。こちらもいつか乗ってみたいです!
市内〜空港へ
ボルシチボルシチボルシチボルシチ
ボルシチボルシチボルシチボルシチ pic.twitter.com/9XypMVmLot— さとうみゃーお (@myaosato) October 2, 2019
4日間(実質2日半)ウラジオストクを満喫しました!帰路へ。帰りも空港までは「Gett」を利用して空港に向かいました!!
海産物のお土産店
帰りに空港で買うべきものといえば、冷凍された海産物です!私は利用していませんが、いくらやカニなどを日本まで安心して持って帰れるようにパッキングしてくれるとのこと!
次回は買って帰りたいです!
その他のお土産店
夜中に撮影した写真ですが、煌々としています。営業中!左手がハチミツのお店。
ザ・お土産という感じの雑貨類のお店も夜中空いていました。
帰国前に買い忘れを補充できますが、値段がとても高い!空港に向かう前にお土産は市内でしっかり買って行った方が良いです。
その他ショップは出発階制限エリア前にありましたので後から触れます。
各種カフェテリア
おみやげ屋さんと別の一画には小さなカフェテリアがいくつかあります。
どのお店も軽食がメインで、いわゆる「ロシア料理のレストラン」はありません。
ボルシチやペリメニは2階のカフェで食べられますので追って紹介します。
泣く泣く出発!
カウンター少なっ!!笑
チェックイン
カウンターが少ないので、一つの便を締め切ったら次の便という感じで順番にチェックインしていきます。
この日のS76281便:成田行きは二時間前からチェックイン開始。空港に着いてからしばらく待ちました。
「TOKYO」はなんとなく読めますが、右は「HANEDA」じゃなく「 NARITA」だそうです。便名をしっかり確認!
私はJALのコードシェアで名古屋まで予約していました。成田で入国、荷物を受け取って国内線カウンターで預けなおしが必要になります。
ここでもしっかりプライオリティータグをつけてもらえました。ラウンジインビテーションももらって終了。
出発階へ
チェックイン終了後はエスカレーターで上の階へ。
「出発」とわかりやすく看板が出ています。奥に見えるカフェがおすすめ!
セキュリティーに進む前のこちらのカフェ・バーがとても美味しかった!
お店の方に聞いたところ、この数年の間にできた新しいお店だそうです。
出発・到着ロビーを見渡せます。制限エリア内はあまり時間を潰すところがないので、時間がある場合はここでゆっくりすると良いと思います。
この旅でハマったボルシチはここにもありました。とっても美味しかった!
他にもロシア風水餃子の「ペリメニ」もありましたし、ハンバーガーやパスタなど食事をとることもできます。
眺めはこんな感じです。
ショップがいくつか
カフェを通り過ぎると、いくつかお店があります。
こちらはおもちゃ屋さん。
コンビニと日本雑貨店w
アクセサリーショップとロイズwチョコレートが売っていました。不思議な感じがします。
最後に小さなロシアのお土産やさんがあり、セキュリティーチェックにたどり着きます。
制限エリア内へ
入ってすぐ、一番搭乗口のすぐ横に小さな免税店が。あとから覗いてみようと思っていましたが、あまりにささやかなので寄るのを忘れてしまいました。
待合スペースはここのみ。
こちらは二番搭乗口。こちらもスッキリ、殺風景です。
時間を潰すところがないので、ラウンジを利用しない方は制限エリア外のカフェでのんびりするしかなさそうです。
プリモーリエラウンジ(プライオリティパス利用可)
※ラウンジ内は受付の方に許可を得て撮影しました。
今回はS7航空のビジネスクラス利用のため、ラウンジのインビテーションをもらいました。指定はこちらの「プリモーリエラウンジ」です。
24時間営業のウラジオストク空港唯一のラウンジです。
ワンワールドのステータス会員もプライオリティーパス会員も皆さんこのラウンジを利用するようです。
場所は三番ゲートのすぐ隣、制限エリア内は狭いのですぐに見つかります。
ラウンジ内は思ったより広く、スタイリッシュです。
S7成田行きの出発前ですが、利用者は私を含め数人しかいませんでした。
ANA・JAL便が就航したらどうなるでしょうか?小さな航空機がメインの空港なのでラウンジもそれほど混雑しないのではと思います。
ドリンクはソフトドリンク(ジュース、お水・コーヒー、紅茶)がフリー。アルコール類とエナジードリンクは優良でした。
コーヒーや紅茶・ジュースはこちらです。
パンやマフィン、果物など。
ホットミールは3種類ほどで、この時はチャーハン、温野菜、ふかし芋。サラダコーナーには生野菜とハム類、巻き寿司がありました。
なんとなくお皿に盛っていただきます!
トイレもラウンジ内にあり、清潔でした。
シャワールームらしき小部屋はありましたが、使えるのかどうか未確認です。(次回聞いてきますね!)
搭乗時間です。
🙇♀️お世話になりました🙇♀️ pic.twitter.com/d6cOpVW2Fy
— さとうみゃーお (@myaosato) October 3, 2019
ラウンジの目の前の三番搭乗口より。S7航空(ワンワールド)の成田行きです。
- S7航空(Siberia airlines)6274便
- 13:18 ウラジオストク発→14:28 成田着
- A320
日本へ帰ります!
S7航空の搭乗記は別に記録しますので良かったら読んでください!
レトロで可愛いウラジオストク空港
小さくてキッチュなウラジオストク空港は「ウラジオストク」という街のイメージそのもの。全てが小さくまとまっています。
20年春にANA・JAL便が就航して訪れる人も増えると思いますが、おそらく特に変わることなくのんびりマイペースな雰囲気を保つのだろうなぁと想像しています。
私自身も4月に再訪が決まっているので、気づいたことや変わったことがあれば更新したいと思います!
ヒヤッとしたこと
最後にまとめとして「ヒヤッとしたこと」を書き添えます!
全体的に安心して利用できましたが、ところどころうろたえたこともありました。
- 駐機場のあたりは写真禁止?
- 深夜便の入国審査
- 空港内ホテル「VISTY STAY」の利用
今回の記事の中で、以上の3つは思い通りにいかなかった点です。ホテルについては追って更新しますね!
早く行きたいウラジオストク♪
ウラジオストクの街は評判通り、良い意味で小さく、寂れて、趣がありました。食べ物は美味しく、気候もロシアの他の地域に比べてとても過ごしやすいです。
大手外資チェーンのホテルはありませんし、中にはつまらないという人もいますが…興味を持った方はぜひ一度訪れてみてください。
ささやかな街をゆっくり歩いてみてください。私は今すぐにでもまた行きたい!!4月まで待てない!
次は宿泊したホテル(市内ホテル・空港ホテル)について記録しますので、ぜひまた遊びにきてください!
その他、色々書いていますのでぜひ読んでくださいね!