現在、2021年夏の知床・網走旅行の思い出を記録しています!
前回の記録はこちら↓
※この旅行は2021年8月のもので、個人的な記録として記載しております。2022年4月の知床遊覧船沈没事故の被害に遭われた方のご冥福をお祈りするとともにご家族の方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
初めての知床観光
知床世界遺産センター
2日目、早朝より雨。しれとこ村での朝食後道の駅ウトロ、隣接する知床世界遺産センターを訪れました。
道の駅はお土産物が充実していて楽しめました。アウトドアアパレルのノースフェイス知床店もあり、限定Tシャツなども売っています。
レストランは早朝で空いておらず利用しませんでしたが、営業中には美味しい食事が食べられるようです。
世界自然遺産センターは入場無料ですが、綺麗な施設と様々な知床の自然に関する展示で見応えがありました。
知床といえばヒグマ。直接遭遇はしたくないですが、写真で見る分にはカッコ良いです。
知床五湖
10時ごろ、知床五湖の地上遊歩道ツアーに参加するため、知床五湖フィールドハウスを訪れました。
この頃には雨が止んで空が明るくなってよかったです。
地上遊歩道を歩くには、フィールドハウスで申し込み後、自然保護・ヒグマ対策のレクチャー(オリエンテーション)をしっかり受ける必要があります。
ヒグマ対策がされた高架の遊歩道のみなら、駐車場からすぐにレクチャーなしで歩くことができますので、時間のない方はそちらに。
レクチャーは決まった時間に行われる(時間は頻繁にありました)のと一度に入場できる人数が決まっていたりするので、後の予定がある方は時間に余裕を持って訪れたほうが良さそうです。
ヒグマ遭遇時の注意事項などをしっかり確認してから、地上遊歩道に向かいました。
私たちはベルトラで事前に予約していたプライベートガイドツアーでゆっくり時間をかけて大ループ3キロの道のりを散策します。
夏の遊歩道は緑がぎっしり茂り、暑すぎず気持ち良いです。
服装はガイドさんが用意してくださった長靴、長袖長ズボンが相応しいようですが、私は上だけ半袖Tシャツで歩きました。
五湖。北海道の湖はどこも好きですが、世界自然遺産・知床五湖の周辺には遊歩道以外の人工物がほとんどなく、自然そのままの風景を楽しむことができます。
雨が止み綺麗な青空が見られて本当に嬉しかったです。
よーく見ると対岸にエゾシカさんたちがいます。
ゆっくりと草をついばむ姿はとても微笑ましいものです。
五→四→三→二→一 と湖が近くにかたまっています。
順番に散策しながらゆっくりと進みます。
湖とその向こうの知床連山の見事な眺めです。
この景色には感動し、胸が震えました。今でも時折思い出します^^
勢いよく茂る緑と青い空が気持ち良い、知床の夏です。
地上遊歩道最後の湖、一湖です。
レクチャーなしですぐに入場できる高架木道まで上がって来ました。
60代の母と私とガイドさんで約3時間。かなりゆっくり説明を受けながら歩きました。
同年秋に夫と同じ道のりを歩きましたが、その時は1時間半くらいで散策終了した記憶があります。
ガイドさんに散策証明書をいただいてウォーキングツアー終了です。
売店で流氷ソフト(コケモモソフトクリームのクリームソーダ)を買って一休み。
爽やかな疲れに冷たく甘いドリンクが沁みました。
こちらの売店ではハンバーガー類やドリンクなどの軽食を取ることができます。
知床峠ドライブ
知床五湖ウォーキングの後は知床峠→羅臼を目指してドライブ。
冬季通行止になってしまう知床横断道路。くねくねと峠を登って知床峠展望台で一旦休憩。
登って来た斜里町側にはフクロウの斜里町カントリーサインがありました。
降りていく側にはワシのイラストの羅臼町カントリーサイン。ここが町の境なのですね^^
多くの車が駐車して景色を眺めていました。
海の向こうに北方領土の国後島と思われる島が見えます。
肉眼で確認できるほど近い…わかってはいても実際に見るまではピンと来ていなかったので、しっかり見ることができてよかったです。
道の駅 知床・らうす
知床峠を越えて羅臼町に入り、道の駅 知床・らうすに到着しました。
羅臼港の目の前・街のランドマーク的な道の駅で、一階には海の幸や名産品売り場、観光船の情報コーナー、軽食コーナーがあります。
私たちは二階の知床食堂にて、遅めのランチをとりました。
ホタテの貝柱のお刺身。大好物です!
うにいくら丼に、ホタテとサーモンのお刺身。母とシェアして頂きました。
素材が良いので決して安いランチではありませんが、とっても美味しかったです。
コロナ禍で観光客が少なく、空いていましたが通常は大変混み合う人気の食堂のようです。
オシンコシンの滝
羅臼から同じ道をウトロへ戻り、まだ陽があったのでオシンコシンの滝を見に行きました。
ウトロから網走方面へ向かう国道334号沿いからすぐの場所なのでとても立ち寄りやすい立地です。
見事な滝です!近づくと水しぶきが冷たく、かなり近くから見られるので迫力満点!
オシンコシンの滝駐車場付近から見たオホーツク海の夕日。
北海道はいつ、どの地域を訪れても想像を超える感動がある素晴らしい場所です。
こういう光景を見ると、今ここにいられる幸せを感じて心が震えます。
オロンコ岩
翌日、3日目の午前、ウトロ港からの知床岬クルーズに参加するための受付をすませた後、出航まで時間があったので近くのオロンコ岩に登りました。
ウトロ港を訪れると必ず目に入る大きな岩!
階段が整備され、頂上まで登ることができます。ゆっくり登って片道15分くらいかかりました。
岩のてっぺんには野草が生え、景色はとても綺麗です。
こちらはウトロ港方面。オホーツク海。これから乗る大型遊覧船が停泊しているのが見えます。
こちらはウトロの町方面の眺め。右手の立派なホテルは北こぶし知床ホテル&リゾートです。
知床観光船・おーろら
今回予約したのは大型観光船のおーろら号。母も一緒ですので、ゆったりできる船を選びました。
同年秋の知床旅では隣のゴジラ岩観光のヒグマクルーズに乗船。どちらも個性があって楽しめました。
出航。左手の大きな岩が先ほど登ったオロンコ岩です!
大きなおーろら号は優雅に知床岬に向けて進みます。
大型船はあまり陸に近寄れないので、動物は見つけにくいですが船員さんたちがなるべく見られるよう探してくれます。
船内で望遠鏡を借りることができますので(有料)借りて生き物を探すのが楽しくておすすめです。
途中、有名なカムイワッカ湯の滝を海側から見ることができます。
滝を登るアクティビティが人気の滝が海に流れる場所です。
湯の成分が溶けて、この辺りの浜辺は色が変わっているのがわかります。
この他にも各見どころを通りつつ岬を目指します!!
出航から約1時間半で知床岬に到達しました!
陸からは訪れることができない知床岬。手つかずの森が堂々と存在しています。
先端好き・岬好き憧れの地をしばらく眺めて船は引き返します。
同じルートでウトロ港に帰着。計3時間のクルーズでした。
ヒグマやエゾシカなどを見ることはできませんでしたが、知床岬を見学できたので満足です。
動物ウォッチングが目的の方は専用のクルーズ利用をおすすめします!
丸二日あっても見きれない!
この旅の半分以上を費やしても全て回りきることはできませんでしたが、初めての知床でまず見ておきたい場所は行くことができました。
また知床を訪れたら、カムイワッカ湯の滝登りに挑戦してみたいと思っています!
次回は網走で宿泊した 能取の荘・かがり屋の記録です↓
その他、色々書いていますのでぜひご覧ください!