現在世界的な感染症の流行により海外旅行ができず、国内旅行をしており、その時に宿泊したホテルの宿泊記録を連載しています。
前回はシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊した時の思い出でした。
今回は、7月半ばに宿泊したリッツ・カールトン日光の思い出を記録します。
この記事ではお部屋などの詳細をお伝えし、食事については次回にまとめて記録したいと思います。
もくじ
ザ・リッツ・カールトン日光
ザ・リッツ・カールトン日光は栃木県の奥日光、中禅寺湖畔に開業したラグジュアリーホテルです。
開業間も無く、さらにコロナの状況もあり、この記事の情報は変更する可能性があります。詳細については公式サイトをご参照下さい。
見逃しそうな外観〜チェックインまで
名古屋市から車でひたすら日光を目指し、宇都宮ICからいろは坂を登り奥日光へ。
二荒橋前の交差点を左折(南方面)するとすぐに入り口ですが、あまりの静観さに一度通り過ぎてしまいました。
迷いつつもう一度前を通ると、東武バスのバス停を発見。
駐車場がある側の外観です。通用口が少し見えます。
立派な邸宅かと思い…通り過ぎてしまいました。
後から散策すると、控えめに石の看板が立っていました。
ここが車での入り口になります。
迷いつつ到着しました。
なんとかエントランスを見つけてホテルの中へ。
まだ建物の中は見えません。
ロゴの入った真新しいカーペットを汚さないように踏みしめて進みます。
まだ中が見えません。
この一歩手前に係員さんがおり、一人一人検温と手の消毒を済ませて館内へ。
入ってすぐ左手がフロントデスク。画像は待合ソファです。
左手がフロント(コンシェルジュさんもいたような?)、右手がロビーラウンジ、奥へ向かうと客室へのエレベーターがあります。
反対側から撮影。なんともスタイリッシュです。
ロビーラウンジから中庭に出られます。こちらは中禅寺湖側の出入り口。
昼間にはこちらのデッキでお茶をされている方がたくさんいました。
建物の全貌を望む。
こちら側の出入り口は徒歩のみで、中禅寺湖畔のお散歩へはこちらからが便利です。
プラチナ特典は?
マリオットのプラチナ特典については要確認ですが、私が実感できたのは
- お部屋のアップグレード(男体山ビュー→中禅寺湖ビュー)
- レイトチェックアウト可能(16時)
- 朝食30%オフ
ホテル側からは案内はありませんでしたが、以上は確認できました。
お部屋へ…
チェックインは15時からで、私達は15時半頃に到着しました。
まずロビーのソファに案内していただき、係員さんと合流してお部屋でチェックイン。
入ってすぐの衝立の木のモチーフが印象的。
(このモチーフ等について個人的な見解が記事下部にあります。)
中禅寺湖ビュールーム
お部屋は中禅寺湖ビューのツインルーム。57㎡で広々。
奥のテーブルでチェックインしました。
この木のモチーフですが、廊下や朝食会場など館内の至る所に同じテイストのモチーフが散りばめられていました。
(朝食会場のモチーフの画像は次の記事に載せます。)
これは個人的な見解ですが、日光東照宮の本殿にあるモザイクからインスパイアされているのではないかと感じました。
記事の下部、東照宮についての欄ににそのモザイクの画像をのせておきますので、ぜひ見比べてみてください。
ウォークインクローゼット。
左手側には浴衣が用意されていました。
画像手前にも沢山かけられます。
ベットサイドのテーブルに照明や窓のシェードのコントロールスイッチがありました。
そして両側にUSBポートが2個づつ。これは有難かったです。
窓際にテーブル、ソファ、手前にテレビがありました。
木のシェルフはよく見ると多機能な棚になっており、各引き出しには冷蔵庫、ミニバー、カトラリーやグラス類がありました。
上段は観音開き。ネスプレッソやお水、おつまみのお菓子がありました。
棚の左上の包みの中は日本茶セットでした。
急須も湯のみもとても素敵な焼き物で、美味しいお茶を楽しめます。
この後のアフタヌーンティーでも感じましたが、日本茶に大変こだわっているようでした。
ベランダにもソファが。
朝に景色を見ながらお茶を飲む時間が最高でした。
朝ベランダから撮影した景色です。
中禅寺湖。
男体山。
新緑が美しいです。
ウエルカムフルーツの栃木産いちご。
木製のボックスにも木のモチーフ。光が透過してとても綺麗でした。
カードキーも木製。素敵です。
チェックイン時に貸与していただいた布バッグ。
アイボリー系、ピンク系、ブルー系の色がありました。
大浴場に行く時や、お散歩に行く時に便利でした。
フロントで販売していて、お値段は33,000円でした。
水回り
洗面所の入り口にもモザイク調のモチーフが。
一目で上質な木材が使われているとわかります。
右手にお手洗い。
洗面所は左手にもあり、2箇所あるので身支度もスムーズです。
左手窓側はビューバス。
景色を見ながらゆっくりバスタイム。
敷地内に温泉大浴場があり、そちらにシャンプーなどのアメニティーが揃っているので、お部屋のバスにはありませんでした。
基本的に入浴は大浴場を利用するようです。
お風呂場で使うもの以外のアメニティーは洗面所の引き出しに入っていました。
と言っても、シャワーはついていたので、お部屋ですませることも可能です。
正方形のバスタブ。
温泉大浴場は1階にあり、スパとトレーニングジムも併設。
画像はありませんが、内湯と露天風呂、サウナと水風呂がありました。
洗い場もたくさんあり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが揃っています。
脱衣所にはお水、タオル、バスタオル、鍵付きロッカー、その他基礎化粧品やドライヤーなど何でも揃っていました。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、のんびり。
外資系のラグジュアリーホテルにいることを忘れてしまいそうなひと時でした。
お食事などは次の記事で
その他の施設、レストランや頂いた食事については次の記事に記録します。
宿泊は先週末開業した、リッツ・カールトン日光🏨でした。この地に縁のある母の念願で大変楽しみにしていたので、喜ぶ母の姿を見られてよかったです!とっても、とっても良かったので帰宅したら思い出話聞いてください☺️💭 pic.twitter.com/P6WqmZ05HF
— みゃーお|旅と音楽 (@myaosato) July 20, 2020
近隣観光
中禅寺湖
ホテルの目の前が日光山中禅寺 立木観音の参道入り口になっています。
10分ほど湖畔を歩くと到着します。
中禅寺湖ではボートでの遊覧や釣りなどのアクティビティを楽しむことができます。
のんびり派の方は散歩するだけでも気持ちいいところです。
おみやげ屋さんやお食事どころも並んでいます。
遠目からホテルを望むと、木々に覆われた静かな佇まいです。
右隣は星野リゾートです。
華厳の滝
ホテルの東側、バスターミナルの近くには華厳の滝があります。
徒歩5分ほどと近いので、こちらもちょっとしたお散歩におすすめです。
エレベーターで滝の間近まで降りることができます。
営業時間は季節によってまちまちでしたが、冬季以外は朝8時〜17時ごろまで営業しています。
夏季は18時まででしたが、訪れる前に確認を。
エレベーターを降りて進みます。とっても涼しい!(というか夏でも寒いほどでした)
観瀑台に降りると大迫力の絶景です。
マイナスイオンをたっぷりと浴びました。
おはようございます!マイナスイオンです(´ω`*) pic.twitter.com/DffNtqZ2Va
— みゃーお|旅と音楽 (@myaosato) July 20, 2020
日光東照宮
ホテルから日光東照宮へは車で30分ほどの距離です。
日光の社寺はユネスコ世界遺産に登録されており大変有名ですが、中でも日光東照宮は一番有名です。
私は幼少期に訪れていましたが、今回は母の念願で再訪が叶いました。
母と「ここは前より新しくなったね」「場所が移動した!」などど昔の思い出を語りながら散策し、とても楽しいひと時を過ごしました。
境内には50を超える建造物があり、豪華な陽明門、「みざる、聞かざる、言わざる」の彫刻や国宝の眠り猫、鳴き龍で有名な薬師堂など見所たくさん。
続いて以下、私の主観です。
日光の文化財とリッツ・カールトン日光
この記事の「お部屋」欄で紹介したモチーフですが、上の画像、東照宮の国宝・御本社の廻廊のモザイクなど、日光の文化財にインスパイアされているのではないかと感じています。
こればっかりは感覚的なことなので一概には言えませんが、私はそう感じました。
こちらの画像はホテルの和食レストランに続く廊下の装飾です。どうでしょうか。
日光の社寺を思わせる雰囲気をたたえているように感じます。
全体的に素晴らしく、申し分ない滞在だった中で…
私が一番感激したのは、建物やサービスなどの細部に日光の文化財や自然へのリスペクトが感じられたことです。
(リッツ・カールトンのライオンのぬいぐるみも見ざる聞かざる言わざるに)
チェックインの時の担当の方は地元出身の方で、栃木県の風土や日光の名物について楽しくお話をしてくださいましたし、食事には地元のものを使い身体にはもちろん心にも美味しいものでした。
チェックアウトの時にはオリジナルのお守りを頂き、私が手続きをしている間に和服のコンシェルジュさんと談笑していた母は「まるで和風旅館のようだ」と心から安心したようでした。
新規開業ということで、いろいろな意見があり、色々と変わっていくのだと思いますが、常に感覚的な私は「リッツ・カールトンに泊まった」というよりも「日光を心から楽しめる場所に来た」という感想を持ちました。
次はアフタヌーンティーと朝食
次はリッツ・カールトン日光のアフタヌーンティーと朝食についての記録です。
それでは、本日はここまで。
その他、色々書いていますのでぜひご覧ください!